イノマティブの今日の本命

JRAの重賞を予想していきます

【結果】日本ダービー、目黒記念、【予想】鳴尾記念

 

先日、ついに我が家にGが出てしまいました。

一人暮らしは10年目になりますが、部屋の中でGに遭遇したのは今回が初めてです。

壁に張り付いているのを見つけた時はパニックになりかけました。

結構高い所にいたのでどうしようかなと考えていた時に、こっちに向かって飛んできたときの映像はもはやトラウマものです。

なんとか処理はしましたが、怖すぎて震えが止まらなくなってしまったので、深夜に友達に電話して1時間ほど励ましてもらいました。

俺こんなにも耐性無かったのかと思うと、情けなくなってきました…

よりによって在宅期間中に出るなんて、ホントにやめてほしいです。

もう怖くて気が気じゃありません。

「1匹いたら100匹いる」という理論がこの恐怖に拍車をかけています。

今回はたまたま洗濯物にくっついてきて1匹だけ入ってきてしまったのだと、必死に自分を言い聞かせています。

翌日すぐに対G用のスプレーを買いに行きました。

一応Gキャップも購入したのですが、これ置いたら逆に寄ってくるんじゃないかという不安があって、まだ設置できていません。

良い対策法をご存知の方はぜひ教えてください。

 

嫌な話はこれくらいにして、早く競馬の話に移りたいと思います。

ここ最近は土日両方に重賞が開催されていましたが、今日の鳴尾記念以降はしばらく土曜重賞がありません。

なので来週からは週1回のブログ更新になりそうです。

時間ができるというプラスがある反面、楽しみが減るというマイナスもあって何とも言えないところです。

今日のブログでは、先週のダービーと目黒記念を振り返った後に、鳴尾記念の予想を書いていきます。

ダービーのところは少し長くなってしまうかもしれません。

 

 

結果

 

日本ダービーGⅠ、東京、芝2400m)

 

購入馬券

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計2000円

 

結果

1着 ⑤コントレイル 福永祐一 1番人気

2着 ⑫サリオス Dレーン 2番人気

3着 ⑥ヴェルトライゼンデ 池添謙一 10番人気

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8着 ③ワーケア Cルメール 3番人気

11着 ⑮サトノフラッグ 武豊 4番人気

14着 ⑰ヴァルコス 三浦皇成 6番人気

 

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⑤コントレイルが圧勝で無敗の二冠馬に輝きました。

これは父ディープインパクト以来の快挙です。

ディープの後継者がようやく誕生したのかもしれません。

ダービーの一週間前にはデアリングタクトが牝馬として無敗の二冠馬になりましたし、今競馬が熱すぎます。

 

レースの方は、⑤コントレイルがしっかりスタートを決め3番手を確保しました。

この好位につけることができた段階で、この馬の勝利は決まっていたかもしれません。

今回のメンバーはこれといった逃げ馬がおらず、かなりスローペースな展開になりました。

そのためほぼ直線勝負になったわけですが、こういう時はあまり着差がつかないのが普通です。

にもかかわらず、⑤コントレイルは2着の⑫サリオスに3馬身差もつけていて、その強さが際立っていました。

これはもう怪我さえしなければ、秋の菊花賞も制して三冠を取るのは確実なのではないでしょうか。

期待は広がるばかりです。

 

2着の⑫サリオスは、皐月賞に続き、またしてもコントレイルの2着でした。

生まれてくる世代を完全に間違えましたね。

コントレイルさえいなければ、この馬が無敗の二冠馬だったわけですから。

もともと2400mは長いと言われていたので、今回の結果は仕方ないような気がします。

ハーツクライ産駒ということで今後の成長力にも期待ができますし、適性距離に戻せば十分活躍ができると思います。

いつかコントレイルを倒す姿も見てみたいですね。

 

3着には10番人気の⑥ヴェルトライゼンデが入りました。

今年のダービーはこの3着を当てるだけのゲームでしたが、私はこの馬を買っていませんでした。

東京で走った経験が無いということで軽視してしまいました。

昨年末のホープフルS(GⅠ)では、コントレイルから0.2秒差の2着とまあまあ良い勝負をしていたので、そこをもっと評価しておくべきでした。

私の周りではこの馬を買って当てている人が多かった印象です。

的中した皆さまおめでとうございます。

 

ところで、今年のダービーに関して興味深い話をネット上で見かけたので、それについて少し書かせてください。

まず、騎手の着ている勝負服がどのようにして決まっているか、皆さんご存知でしょうか。

これは、その馬を所有している馬主やクラブによって決まっています。

馬主で言うと、以下の例が有名でしょうか。

左:北島三郎キタサンブラック、キタサンバルカンなど)

中:里見治サトノダイヤモンド、サトノフラッグなど)

右:佐々木主浩シュヴァルグラン、ヴァルコスなど)

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クラブというのは、多くの人から少しずつお金を集めて運営している団体です。

お金を出す人は「一口馬主」と呼ばれます。

よく見るクラブはこの3つですかね。

最近の強い馬は大体このどれかです。

左:サンデーレーシング(グランアレグリア、ヴェルトライゼンデなど)

中:キャロットファームリスグラシュー、サートゥルナーリアなど)

右:シルクレーシング(アーモンドアイ、サリオスなど)

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ここまでは勝負服に関する簡単な説明でした。

さて、今年のダービーを制したコントレイルの馬主は前田晋二さんという方で、勝負服はこんな感じです。

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前田晋二さんの弟・前田幸治さんも馬主でその勝負服はこんな感じ。

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兄弟でよく似た勝負服を用いています。

実は、今回のダービーでは、⑤コントレイルの他に前田兄弟の馬がもう2頭出走していました。

⑩コルテジアと⑬ディープボンドです。

ネットで見つけた興味深い話というのは、

「⑩コルテジアと⑬ディープボンドは⑤コントレイルの護衛団をしていた」

という内容です。

実際の道中の様子がこちら。

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確かに、⑤コントレイルを守るように、同じ系列の勝負服の⑩コルテジアと⑬ディープボンドが位置取っています。

この2頭のおかげで、他の馬は⑤コントレイルを妨害することができず、⑤コントレイルは終始スムーズな競馬ができたのではないでしょうか。

 

2016年の有馬記念では、サトノダイヤモンドキタサンブラックを破りましたが、この時はもう一頭のサトノの馬サトノノブレスキタサンブラックにずっと競りかけてプレッシャーをかけていました。

キタサンブラックに騎乗した武豊は、レース後に「組織力にやられた…」とコメントしたそうです。

 

このように、同じ勝負服(同じ馬主)の馬が出走するときは、弱い方の馬をサポートに回すことがたまにあります。

今回も前田軍団の組織力がコントレイルを勝たせたと言っても過言ではないでしょう。

とはいっても、⑩コルテジアと⑬ディープボンドだってあわよくば勝ちたかったでしょうし、こういった作戦を予想の段階で読み切ることは至難です。

今回の一件で、競馬の奥深さをさらに知ることになりました。

今後、同じ勝負服の馬が複数頭いるときは、少しだけ気にするようにしたいと思います。

 

 

目黒記念(GⅡ、東京、芝2500m)

 

購入馬券

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計1000円

 

結果

1着 ⑤キングオブコージ 横山典弘 1番人気

2着 ④アイスバブル Dレーン 6番人気

3着 ⑪ステイフーリッシュ 坂井瑠星 7番人気

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15着 ①タイセイトレイル Mデムーロ 3番人気

 

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荒れることで有名なレースで、1番人気の⑤キングオブコージが勝利しました。

下級クラスを3連勝で勝ち上がり、そのまま一気に重賞まで制してしまいました。

この3連勝に引きずられた過剰人気と判断し本命にはしなかったのですが、1番人気に支持されるのに相応の実力があったということでしょう。

軽ハンデだったこともプラスに働いたと思います。

道中はかなり後方に控えていましたが、最後の直線では馬群を割って真ん中から堂々と突き抜けてきました。

まだまだ4歳と若い馬なので、今後も中~長距離で活躍してくれそうです。

 

私の本命①タイセイトレイルは15着に大敗してしまいました。

このレースは毎年予想が思いっきり外れます。

全く的中できる気がしません。

この馬も位置取りがかなり後方でしたが、勝ち馬の⑤キングオブコージと似たようなポジションであったことを考えると、決して不利な展開だったわけではないと思います。

なぜか最後全く伸びませんでした。

ここ最近はたくさんレースに出走していたため、疲労がたまっていたのかもしれません。

また調子が戻ってきたら狙ってみたいです。

 

 

予想

 

鳴尾記念(GⅢ、阪神、芝2000m)

3歳以上限定のレースです。

今週から阪神競馬のスタートです。

 

このレースの私の本命は、⑦ラヴズオンリーユー(現在1番人気)です。

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昨年、無敗のオークス馬になりました(桜花賞に出ていなかったため二冠馬ではない)。

しかしその後は、秋にエリザベス女王杯(GⅠ)に出走して3着、 3週間前にヴィクトリアマイル(GⅠ)に出走して7着と、やや精彩を欠いています。

ただ、これらは共にぶっつけ本番で臨んだレースで、調整が足りなかった印象です。

今回はヴィクトリアマイルで一度使われていますし、レース感は戻ってきていることでしょう。

これまでの実績を考えれば、今回のメンバーでは抜けていると考えます。

人気になっていますが、ここは逆らわずに本命に推します。

 

現在⑦ラヴズオンリーユーの単勝オッズは2.0倍であまりおいしくないため、もう一頭別の馬と組み合わせて馬券を購入します。

そのもう一頭は、⑥キメラヴェリテ(現在6番人気)です。

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この画像の通り、もともとはダートで走っていましたが、前々走で芝に転向するといきなり2着に好走しました。

前走の皐月賞(GⅠ)では相手が強すぎて17着に敗れていますが、今回のメンバーなら善戦できるでしょう。

逃げ脚質であるため、開幕週のきれいな馬場は向きそうです。

また、この馬だけ3歳で若いということもあって、今回斤量がかなり恵まれています。

今流行りのキズナ産駒ということもプラス材料です。

 

馬券は、上記2頭のワイド1点勝負です。

購入馬券

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計1000円

 

 

 

イノメーター:2レース連続的中なし