イノマティブの今日の本命

JRAの重賞を予想していきます

【結果】桜花賞

 

桜花賞は絶対的中できる特殊能力でもあるのでしょうか。

結構嬉しい的中だったので早めの更新です。

 

結果

 

桜花賞GⅠ阪神、芝1600m)

 

購入馬券

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計2000円

 

結果

1着 ⑨デアリングタクト 松山弘平 2番人気

2着 ⑰レシステンシア 武豊 1番人気

3着 ③スマイルカナ 柴田大知 9番人気

 

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的・中!

払戻金 10,950円

収支 +8,950円

 

本命の③スマイルカナが低評価を覆して見事3着に粘ってくれました!

では、レースをスタートから振り返っていきましょう。

嬉しくて筆が乗っているので、多少長くなるかもしれませんがご了承ください。

 

逃げ馬の③スマイルカナ(黒帽子)にとってスタートを決めることは至上命題だったのですが、無事好スタートで発進してくれました。

スタート直後は①ナイントゥファイブ(白帽子)との先頭争いになるも、ここは譲りません。

「何が何でも逃げてやる!」という人馬の熱い思いが伝わってきます。

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しかし、ここで立ちはだかってきたのが、同じ逃げタイプの⑰レシステンシア(ピンク帽子)です。

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外枠からのスタートということで最初から逃げることはできませんでしたが、レース中盤から③スマイルカナの後ろをピタッとマークしてプレッシャーをかけてきます。

③スマイルカナが9番人気なのに対し、⑰レシステンシアは1番人気です。

阪神JF(GⅠ)をレコードタイムで制した実績もあり、かなりやっかいな相手です。

正直この時点で1着は厳しいかなという気持ちになりました。

ですが、今回のメイン馬券は複勝

とにかく3着までには粘ってくれればいいわけです。

「頑張れ!スマイルカナ!」

 

この2頭がレースを引っ張る形で迎えた前半800mのタイムはなんと46秒台

これは重馬場にしてはかなり早いタイムです。

③スマイルカナのスタミナが不安になりながらも、最後の直線の攻防が始まります。

「負けるな!スマイルカナ!」

 

まずは予想通り、2番手に控えていた⑰レシステンシア(ピンク帽子)が③スマイルカナ(黒帽子)に並びかけてきます。

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このまま⑰レシステンシアに軽くかわされて、馬群の中に沈んでいく未来も見えました。

しかし、③スマイルカナもそう簡単には先頭は譲りません!

⑰レシステンシア並ばれてからも必死に追いすがります。 

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前半あれだけハイペースで飛ばして、もう体力はほとんど残っていないはずなのに。

フラフラになりながらも抜かせまいとする③スマイルカナの勝負根性には涙が出そうになりました。

「うおぉぉー!!スマイルカナァァーー!!粘れええぇぇぇーー!!」

 

結局、最後は⑰レシステンシアにかわされ、さらに異次元の脚でぶっ飛んできた⑨デアリングタクト(この馬については後述)にも差し切られてしまいましたが、なんとか3着は確保してくれました。

体力が残っていなかったのは後続の差し馬たちも同様で、前半のハイペースを追走したせいでみんなバテバテでした。

バテ合いの勝負であれば、③スマイルカナに分があったというわけです。

競馬サイトに通過タイムの一覧が載っていましたが、最後の1200~1600mあたりは明らかにタイムが落ちており、レースの過酷さがうかがえます。

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出典:桜花賞【2020年4月12日阪神11R】 | 競馬ラボ

 

このレースを演出し、最後まで頑張ってくれた③スマイルカナに、この場を借りて感謝の意を表します。

 

さて、馬券の方は複勝1500円分が的中となったわけですが、思っていた以上の高配当が得られました。

私が購入した際は複勝オッズが5.5倍くらいだったのが、最終的には7.3倍まで上がっていて、これはラッキーでした。

1着馬⑨デアリングタクトの単勝が4.2倍だったので、この単勝2000円を買っていたとすると、+6,400円の収支になっていた計算になります。

そう考えると、今回の+8,950円という収支は、馬券的にかなり良い選択だったと言って良いのではないでしょうか。

穴馬を的中させる醍醐味が少し分かった気がします。

 

いつもレース後はTwitter等で世の中の人の感想を検索しているのですが、今回は3連複や3連単を買った人が「③スマイルカナ入れてなかった~」と嘆いているのを見つけてはニヤニヤしてしまいました。

 

 

ところで、今年の桜花賞の主役は私の中では③スマイルカナでしたが、本当の主役は1着になった⑨デアリングタクトです。

今回が初めての重賞でしかもGⅠということで、私は評価を下げていたのですが、最後の末脚は圧巻でした。

逃げ馬2頭が2着3着に残っていることを考えても、今年の桜花賞は明らかに前有利でした。

そんな中でこの⑨デアリングタクトだけが、後方からもの凄い脚で差してきたわけなので、これは相当強い馬です。

道中では、外に出すためにあえて位置を下げるという選択をしたそうですが、これはこの大舞台でなかなかできることではありません。

馬の末脚を信じて、思い切った騎乗をした松山騎手の胆力は素晴らしかったです。

今年絶好調の松山騎手は、これで生涯でGⅠ2勝目となりました。

ゴール後のガッツポーズもめちゃくちゃかっこよかったです。

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個人的に騎手の喜びあふれるガッツポーズを見るのが好きなのですが、今回の松山騎手のガッツポーズは私の中ではトップ3くらいには入りそうです。

この人馬の今後の活躍が非常に楽しみです。

 

 

今回の的中で年間収支がちょうどマイナス7000円になりました。

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「これでもまだマイナスかよ!」って感じですが、今回くらいの的中をもう1回やればプラス領域に帰って来れそうです。

今週末の皐月賞もバチッと当ててみせます。

 

 

 

イノメーター:0レース連続的中なし